参加申込
オンライン申込 オフライン申込
事前参加申込締切:2023年10月30日正午
参加者には受講終了書を発行します。
(対象者) 国際医療リスクマネージメント学会もしくは日本医療安全推進学会の学会員、医療施設経営者、統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療安全管理者、歯科医療安全管理者、リスクマネージャー、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、医療事務関係者、医療産業界関係者、その他の医療従事者。
(参加費: 非課税)
国際医療リスクマネージメント学会員: 6千5百円 / 日本医療安全推進学会員: 7千円 / 医療従事者: 7千5百円
講師挨拶
私は東大法学部を卒業後、1989年に法律事務所を開設し、2014年から医療法務弁護士グループ代表を務めています。また、多くの病院顧問・病院代理人の実務の傍ら、日本予防医学リスクマネージメント学会、日本医療安全学会ならびに医療安全心理・行動学会の理事として、病院側弁護と患者側弁護の両者の中立的な立場から約15年間学術活動を行いっています。30年以上に及ぶ実務経験を踏まえ、いくつかの学術書籍も刊行しています。
2021年に発足した一般社団法人医療安全推進機構の客員教授を拝命し、この度標題に関する日本語講演を担当する運びとなりました。
さて、医療安全法学概論・医療安全政策学概論のコンセプトは、「いかにすれば、法的・社会的な責任追及とは離れて、積極的に純粋な医療安全推進ができるのか」という一言に表わすことができます。
かつては、医療安全を推進したいのだが、そうすると、医療過誤民事訴訟を誘発するのではないか、異状死体の届出をしないでよいのか、警察捜査を招くのではないか、医師・看護師資格の行政処分を受けないのか、記者会見やホームページ公表をしなければならなくなるのではないか、などといった法的・社会的な責任と関わってしまうかのような逡巡がありました。しかし、そのような逡巡があったのでは、積極的な医療安全推進は望めません。
そこで、医療安全法学概論や医療安全政策学概論では、それらの逡巡を取り除く法的・政策的な手立てと要領を紹介します。
なお、本講義はMSPO高等教育院シニアアカデミックコースの一部でもあります。また、臨床現場の方々のみならず、医療事務関係者にもご参加いただけます。
2023年9月 井上清成
医療安全法学・政策学概論2023 プログラム
2023年11月4日(土) 10:00-15:00
講師:井上 清成 (弁護士、一般社団法人医療安全推進機構(MSPO)客員教授)
医療現場で知っておくべき、医療安全に関連する医療法・医師法、医療安全に関連する医療事故調査制度その他の各種制度、および、医療安全に関連する刑法・民法その他の一般法の基本を説明します。
更に、医療安全の基本活動に関する法律も紹介します。
患者中心の医療安全、医療安全のための行政組織、および医療安全に関連する従事者について解説します。更に、医療安全の政策論として、医療安全政策の対象および諸タイプを説明します。
最後に、医療安全の政策理論も紹介します。
医療安全の法学・政策学の内と外の基本的知識を取りまとめます。
参加費支払方法
参加費支払方法は下記の2通りです。いずれの場合も2023年10月30日までにお支払ください。
(1) 銀行支払
振込みの控えと氏名・所属機関名をお届けください。確認後、事務局より連絡いたします。
【銀行口座】
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:本郷支店
口座番号:普通 0328852
口座名義:一般社団法人 医療安全推進機構
(2) カード決済
PayPalを利用したカード決済方法となります。下記のボタンよりお支払が可能です。
※会員種別をそれぞれご選択の上、お支払にお進みください。
※PayPalアカウントをお持ちの方は上方黄色のボタン、お持ちでない方は下方黒色のボタンよりお進みください。
お問合せ
医療安全法学・政策学概論2023
担当事務局:
一般社団法人医療安全推進機構
〒113-0033 東京都文京区本郷4-7-12-102
(TEL) 03-6801-6987 (FAX) 03-6801-6987
(Mail) msoffice@mspo.org