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医療安全教育セミナー
(ウェルビーイング編2026)
--- 医療安全によるウェルビーイングの向上 ---
ご挨拶
ご周知のとおりWHOによる健康の定義では、健康は身体的ウェルビーイング、精神的ウェルビーイングならびに社会的ウェルビーイングから構成されています。したがって、医療の究極目的はこれらのウェルビーイングにあります。
このことから、医療を支える基盤である安全活動の対象もこれらのウェルビーイングです。
しかしながら、日本を含む世界における医療安全の対象は医療に起因する身体的被害が中心です。医療に起因する甚大な精神的被害および社会的被害を抱える多数の患者、家族そして担当医療従事者が実在しています。
以上から、今回のセミナーでは医療安全における身体的・精神的・社会的ウェルビーイングの問題点を整理し、それらに対する基本的考え方および幾つかの実践的方法をお届けします。
なお、現在の日本医療界ではタクトシフト環境下で勤務時間短縮が進む中、医療安全教育のスマート化をどうするか、といた最新の課題も存在し、それの話題も提供します。
以上から、本講演会は斬新かつ実践的な話題が盛りたくさんで、全国の医療機関での医療安全文化のさらなる飛躍に資する、と確信しました。
2025年10月1日
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長、医療安全心理・行動学会相談役)
主催者一同
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