日本医療安全推進学会


 



主催者の挨拶

 

看護安全推進研修会2024

 

--- 多職種チームにおける看護安全 ---

 

                

看護職は、医療関係職のなかでも患者の最も身近なところで業務を実践しており、24時間365日継続して看護を提供しています。そしてヒューマンエラーを誘発させやすいといわれる業務中断・時間切迫・多重課題の中で業務を行っています。また看護師が行う業務はその性質上「最終行為者」となることが多いことから、他の職種より医療事故にかかわる可能性、医療事故の当事者になり得る可能性が高いといえます。 看護職は、常にリスクと隣り合わせの中で業務を行っているのです。だからこそ安全に留意しながら、業務を行っていく必要があります。スタッフ11人が安全の責任者であると自覚をもって業務ができるよう、看護部門全体で医療安全の推進を行っていく必要があると考えます。

日本医療安全推進学会では、看護に特化した安全推進研修会を企画しました。

看護を安全に実践していくうえで、患者の安全を脅かす潜在的な要因を洗い出し未然に医療事故を防いでいくことや、もしも医療事故が発生してしまったとしたら患者に与える影響を最小限にすることも重要だといえます。

今回の研修では、看護が主に関わる業務の中で薬剤、医療機器に関連した安全への取り組みを、各分野の講師の方々にお願いしてお話ししていただく予定です。また看護職はチーム医療の要ともいわれていることも踏まえ、チーム医療での看護師の取り組み方についてお話していただく予定です。どうぞ多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

2024 5

 

企画者 新村美佐香、菊名記念病院医療安全推進室室長

 

主催者一同

 

 

 

 

 



 









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