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医療安全高等教育院
学生の声

学生A)医師/2022年度シニアアカデミックフェロー課程入学

 臨床医として25年間、様々な局面を経験してきましたが、医療安全については総合的な知識がありませんでした。今まで、問題が起こった場合もその都度対処をするという対応であり、包括的な知識がない ことを懸念しておりました。本教育院の広告を拝見し、集中的に医療安全について学ぶことは、クリニックの院長としての今後の業務に必ず役に立つであろうと確信し、入学を決めました。様々な講義を受講することにより、毎回新たな知見を得ることが多数あり、医療安全に対する考え方、医療事故を防ぐための考え方、事故が起こった際の対応の方法について学ぶことができております。医療従事者として、これほど医療安全について学べる場所は他にはありません。研修会の受講はオンデマンド視聴であり、診療業務を続けながら、業務時間外にフレキシブルに学習が可能です。様々な背景の社会人の皆様が学びを受けることができる環境にあると思います。本教育院への入学を強くお勧め致します。


学生B)看護師/2022年度アカデミックフェロー課程入学

 この高等教育院は医療安全や感染に関わる知識や技術を学習し、リスクを乗り越えられる人材を育成できる教育機関です。自分自身が管理者として役目を果たすにあたり、医療におけるリスクに対しての基礎知識も足りないことを痛感していたため、入学して基礎から学習したいと思いました。高等教育院のカリキュラムは、医療安全や感染管理を高度に学び、かつ、リーダーとしてのマネジメントができる人材を育成し、輩出するプログラムになっています。そして、大学教養相当の知識を医療に活かせる総合科学であること。テクニカルスキルとノンテクニカルスキルを系統的にかつ確実に高め、組織の危機管理マネジメントスキルの実践が学べます。ゼミにおいては、自身の研究内容とは離れている内容もありますが、同じ医療安全や感染において研究の動機や組み立て方が大変参考になっています。職種の異なる医療従事者と意見交換することで、日頃の先入観から解放され自由な発想が生まれると感じます。また、指導教員の本務校の大学の学生との医療安全コラボ授業で透明感ある新しい感性に触れることで、学習方法は普通の授業や教科書だけでなく、複組織のコラボ授業を取り入れることで、医療従事者と学生両方にメリットがあると感じました。
 最後にこの高等教育院は一部を除きオンデマンドで学習できるので、働きながら学ぶ上で助かっています。また、研究を進めて論文が書けるように指導教員および仲間の支援を受けて共に頑張っていけたらと思います。仕事との両立は本当に大変ですが、仕事で行き詰っている気持ちを解消するために学ぶ価値もあると思います。そして、共に学べる仲間がいることが何よりの心の支えです。仲間がいるから頑張れます。今後も宜しくお願いします。


学生C)看護師/2022年度アカデミックフェロー課程入学

 私は中小規模の循環器専門病院の医療安全管理者として、看護師長と兼務しながら組織横断的な医療安 全活動を行っています。院内で発生する様々な事象は、医療安全という広義の概念に大抵が当てはまることから、医療事故対応、職員教育、倫理的問題、ハラスメント等、あらゆる対応が求められ、「医療機関に おいて患者を守る、職員を守る、安全とは何か」を問われる毎日です。
 医療安全管理者が必須受講する医療安全管理者研修で学ぶ基礎知識は、あくまでも机上の知識であり、現場で毎日発生する安全に関わる問題対応には、その基礎知識と実際を紐付けて思考する力が必要です。また危機管理の視点をもち、自施設の組織特性を理解する力、人を効果的に動かすマネジメントスキルなど 必要に迫られ自ら学びを得てきました。
 このような経験から、組織が安全を土台に発展していくためには、より早期から安全教育に力を入れた 人材育成が効果的であると考えるようになり、自らの知見を広め、研究を通して医療安全教育のあり方を 深く思考したいと考えたことが入学の動機です。現在、研究に取り組む中で、自分にはない発想に気づいたり、思考を深めていくプロセスを学ぶことが でき大変充実しています。二人三脚のように支援してくださる指導教員にも大変感謝しています。


学生D)理学療法士/2022年度アカデミックフェロー課程入学

 医療安全推進機構 医療安全高等教育院のアカデミックフェロー課程(2 年制)に入学し1年が経過しまし た。思い返せば、セミナー受講とレポート作成・その上で業務と家庭との両立・そして仲間との繋がりと、とても濃い1年間でした。そもそも、私がアカデミックフェロー課程に入学を決意した動機は、「医療安全に対する自己研鑽を継続して行っていきたい」「医療安全に対する病院風土の変革を行っていく上での知識/スキルを学びたい」の2つでした。
 年間を通じ15種の様々な医療安全管理テーマのセミナー受講と指導教員によるゼミを受講することで新たな知見の習得、未熟な面の補完とマネジメントスキルの習得を行う事ができました。また、 日々の業務の中で「コミュニケーションをしっかりとっていく事が事故を未然に防ぐための一手法である」という事を基本事項ながらも改めて強く認識することとなりました。研究面においては、今まで経験 にない分野への挑戦を行う事ができ、業務で忙しいながらもとても充実した日々を送れております。
 「自分のペースで学業と業務・学業と家庭との両立が出来る」という事が、高等教育院で学習していく上で の強みであると感じています。




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